牡蠣とはウグイスガイ目イタボガキ科に属する二枚貝の総称です。古くから冬の風味として親しまれ、“海のミルク”といわれるほど栄養バランスに優れています。牡蠣には体内で速やかにエネルギー源となるグリコーゲンが多く含まれるだけではなく、タウリンや亜鉛、20種類以上のアミノ酸、各種ビタミン、微量ミネラル等、人間の体に必要とされる数多くの栄養成分が多く含まれています。亜鉛は中高年に不足しがちなミネラルといわれており、夜のお付き合いが多い方にも欠かせない成分です。
本品では瀬戸内の自然豊かな海で育った国産牡蠣を使用しています。穏やかな瀬戸内海は全国でも有数の牡蠣養殖の盛んな地域です。山からのミネラルや栄養素が河川を通じて瀬戸内海へと注がれるため、瀬戸内海は常に豊富な栄養分で満たされ栄養成分たっぷりの牡蠣が育ちます。
昔から先人の知恵として、「酒を飲んだ翌日はしじみ汁を飲め」といいます。また「アサリは身を、しじみは汁を」といわれる様に、しじみはコハク酸を多く含み、エキス分が出た汁は旨く健康を保つのによい食品です。比較的身近に手に入りやすく、栄養素の豊富なしじみは昔から多くの人にとって大切な魚介類だったのです。しじみの栄養素としては、アミノ酸スコア100の良質なたんぱく質をはじめ、カルシウム、亜鉛、銅などのミネラル、ビタミンB12、とくにタウリンが注目される成分です。
アミノ酸スコアとは、人間の体内で合成できない「必須アミノ酸」をどれくらいバランスよく含んでいるかを示した数字で、最高点は１００で表されます。
ほかの貝類では、しじみとよく比較されるあさりは84、牡蠣が79、サザエは66。アミノ酸スコア100のしじみのタンパク質は非常に良質なのです。
ウコンはインドを中心とする熱帯アジアが原産のショウガ科の多年草で、日本でもウコンの歴史は古く室町時代以前にさかのぼり、これまで沖縄をはじめ九州や四国などの温暖な地域で栽培され、香辛料や染料などとして盛んに利用されてきました。ウコンはカレーに使うスパイス、ターメリックとして知られていますが、現在では健康食品としても広く普及しています。
沖縄では｢酒飲みにウコンを飲ますな｣という言葉があります。ウコンを飲ますとますますお酒がおいしくなり、大酒飲みになってしまうということのようです。
ウコンのパワーは、有用成分であるクルクミンが腸で吸収され、テトラヒドロクルクミンという活性化した物質に変化することによります。
アンセリンは、マグロやカツオなどの高速回遊魚の筋肉中に多く含まれている成分で、β-アラニンと1-メチルヒスチジンの2つつながった構造のジペプチドです。マグロやカツオは2歳ぐらいから回遊を始め、日夜を問わず泳ぎ続けます。餌に向かい突進する速度は時速60kmを越えるといわれています。アンセリンは回遊魚が休むことなくずっと泳ぎ続けることができるスタミナ源とも言われています。
本品は、日本で水揚げされたマグロとカツオの筋肉から抽出したアンセリン含有フィッシュペプチドを使用しています。
また、食事中のプリン体が気になる方にもオススメの素材です。
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